水をおいしくするミネラルとは

      2016/03/30

ミネラルウォーター

水に入っているミネラルの種類で味が変わるって知っていましたか?

おいしい水の条件はいくつかあります。

ミネラルウォーター

ミネラルがまったく入っていない水は、
味気がありません。本当に無味無臭です。

適度にミネラルが入っている水がおいしい水なのです。

体に必要なものでも、人間の味覚によってはまずく感じてしまうこともあります。

ここでは人間がおいしく感じる成分とはどんなミネラルがなのか考えて見ましょう。

 

ミネラルの味

 

人間が味を感じる成分はいくつかありますが。
ミネラルウォーターに入っているミネラルはこんな味がします。

成分 記号
カルシウム Ca 苦味、酸味、塩辛さが混ざり合った複雑な味。
カリウム K 酸味
マグネシウム Mg 苦味
ナトリウム Na 塩辛さ
Fe 金味・金属っぽい味
シリカ SiO2 微かな甘み
サルフェート SO4 苦味

苦汁(にがり)にはマグネシウムが入っています。その名の通り苦いです。

サルフェートは温泉の水(湯)に入っている成分ですが苦く感じます。

鉄(Fe)が多いと金属っぽい味がします。金属に敏感な人だと鉄のスプーンをなめただけでも金属の味がする。という人もいますよね。人間の想像する金属の味というのは鉄の味なのです。

ナトリウムは塩辛く感じます。塩水の辛さはナトリウムのせいなのです。
塩辛いだけでなく、飲んだ後ものどに残りひりひりするような感覚があります。

 

おいしい水の成分は?

 

味覚には個人差があり、好みもあるので単純にはきめられませんが。

おいしい水と言われているものは。
カルシウム、カリウム、シリカが適度に入っていることが多いです。

1リットルあたり100mgまでならカルシウムやカリウムはおいしく感じます。
でも、多すぎると逆に重々しくまずく感じてしまいます。

シリカの多い水はほのかに甘さがする。と言えばいいすぎかもしれませんね。
あえて例えるなら、やさしい微かな甘さがします。

 

現代人は味覚オンチになっている?

 

とはいっても、ミネラルウォーターのおいしさはかすかな味です。
甘味料になれた現代人だと味が分からない人も多いかもしれません。

ミネラルの味がわからないですむだけならまだいいのですが。

味に鈍感になるということは、
知らない間に塩分や糖分のとりすぎてしまうことです。
つまり、高血圧や生活習慣病になりやすいということです。

味覚の衰えは、実は命にかかわる危険なことなのです。

ミネラルウォーターのおいしさが分かれば味覚は正常だといえるでしょう。

 

 

採りすぎると害になることも

 

でも、ミネラルがまずいからといって。体に悪いわけではありません。
逆においしいと感じる成分でもとりすぎはよくありません。

適度な量をとるようにましょう。

ミネラルの摂取量を載せておきます。
厚生労働省の決めた1日あたり何mgとればいいのか基準値です。

1日あたりのミネラル摂取量

ミネラル 記号 最低摂取量(mg) 最大摂取量(mg)
カルシウム Ca 600~800 2500
カリウム K 2000 3500
Fe 10~12 40
マグネシウム Mg 240~320 700
ナトリウム Na 600 3100(男性)、2700(女性)

シリカ、サルフェートには基準値はありません。

汗をかかない日は1日1~2リットルを目安にすればこの量を超えることはありません。

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