おいしい水の基準

      2016/04/18

水を飲む女性2

水を飲む女性2
おいしい水に基準があるって知ってましたか?

旧厚生省(厚生労働省)が1985年にまとめた
「おいしい水の要件」においしい水の基準が書かれています。

大勢の人に水を飲んでもらい、その結果をまとめたものです。

その内容を紹介しましょう。

 

おいしい水の条件(厚生省・おいしい水の要件より)

 

水

 

硬度:10~100mg/L。
   カルシウムとマグネシウムの量をあわせたものです。
   多すぎると苦かったりまずくなります。
   少なすぎると、物足りなく感じます。

   日本人は軟水をおいしく感じるという一般論を証明する結果になってます。

蒸発残留物:30~200mg/L。
      水を蒸発させたときに残った物の量です。
      カルシウム、マグネシウムを含めたミネラル。有機物です。
      多すぎると、苦かったり、渋かったりします。
      少なすぎると、物足りなく感じます。  

遊離炭酸:3~30mg/L。
     水に溶けた炭酸ガスの量です。さわやかな感じがします。
     多すぎると刺激が強く、少ないと物足りなく感じます。

温度:20℃以下。体温より20~25℃低いとき。
   10~15℃くらいということです。
   温度によって味の感じ方がまったく変わることがあります。
   人間の味覚は温度が低いと鈍くなります。
   10℃以下に冷やすと、極端な超硬水でないかぎり多くの水の味が分からなくなります。

   温度が高いと、ぬるく感じたり。すっきりした感覚がなくなります。

残留塩素:0.4mg/L以下。
     この数値以上だと人間の感覚で塩素のにおいがわかるので嫌なかんじがします。

 

橋本奨・おいしい水指標

 

大阪大学の橋本奨氏が1989に発表した論文。
”健康な飲料水とおいしい飲料水の水質評価とその応用に関する研究”では
次のように言われています。

おいしい水指標(OI)=(カルシウム+カリウム+シリカ)÷(マグネシウム+サルフェート)

OIが2以上だとおいしい水。

つまり、おいしい水の条件はこうなります。
カルシウム、カリウム、シリカが多い。
マグネシウム、サルフェートが少ない。

健康な水指標(KI)=カルシウムー(ナトリウム×0.87)

KIが5.2以上だと健康的な水。

カルシウムが多くてナトリウムが少ないほうがいいということです。

 

まとめ

 いかかでしたか。

大勢の人がいいと思ったという統計の結果からこの基準が作られました。
人によってはこの基準に当てはまらないこともあります。

とはいっても。
最後は自分で確かめないといけません。
おいしい水を選ぶときに困ったら目安にしてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 - 水の知識