犬や猫がシリカ水を飲んでも大丈夫?結石にはならないの?

      2016/10/31

犬

 

犬や猫にもシリカ水を与えていいのか気になりますよね。人間にはいいものでも食生活の違う動物にはよくないものもあります。

シリカそのものは有害な物質ではありません。ちゃんと排泄ができていれば過剰にとっても排泄物と一緒に出てしまいます。骨、爪、毛の発育によいので動物にも飲んで欲しいくらいですが。

じつは、気をつけないと病気になってしまう可能性があるんですね。

ペットとシリカ水について注意したいことをお話します。

 

シリカ結石になる犬がいるって本当?

 

鹿児島県の犬にシリカ結石がみつかって飲み水が疑われたことがあります。

犬や猫は尿管結石ができやすい生き物です。結石にはシリカ結石というものがあります。ケイ酸塩がたまってできる結石なんですね。人間では一部の赤ちゃんがなることがありますが、大人ではほとんどなる人はいません。

ところが、鹿児島県の犬にシリカ結石が多いという報告が獣医学会でありました。もともとシリカ結石という病気は非常に珍しいです。犬の結石全体でもシリカ結石は1.7%しかありません。

ところが鹿児島では他の都道府県に比べて多いと感じる獣医師が多いようなんですね。

鹿児島県の水は他の地域よりもシリカの濃度が高いです。だからシリカを含んだ水とシリカ結石の関係が疑われたんですね。シリカ水もケイ素が入ってるので真っ先に疑われたようです。

ところが、同じ水を飲んでいてもシリカ結石になる犬とならない犬がいます。実験で使った犬にシリカ水を飲ませても尿結石になりませんでした。結局、シリカの多い水が直接の原因なのかわかってないんですね。

遺伝的なものや生活習慣の影響が疑われています。

犬の種類ではシリカ結石はゴールデンレトリバーやシェパードに多いといわれています。

土を食べる犬にシリカ結石が多いとも言われています。

 

結石の原因はウィルス、遺伝、生活習慣?

 

実は結石になるのはウィルスの感染やストレス、尿の我慢、血行の悪さが原因になってるんですね。飲み水を気にするよりも、結石の核になる原因を作らないことが大切だと指摘する獣医師もいます。結石の核になるのはウィルスや血液中のゴミ。血管の中ではがれた細胞やコレステロールなんですね。

ちなみに犬が土を食べるのは、塩分が足りないとかストレスが溜まってるからだとも言われます。

もちろん、シリカ濃度の高い水が出る地域にシリカ結石の犬が多いことは確かです。原因はよくわかっていませんが、念のためシリカ水は飲ませない方がいいのかもしれませんね。

 

他のミネラルのバランスが問題

 

動物には軟水

結石になるのはむしろシリカよりも硬度の影響が大きいといわれます。

硬度とはミネラルの量を基準にした水の性質のことです。カルシウムとマグネシウムの量で決めます。

硬度が高い水はカルシウムとマグネシウムが多い水なのです。
WHO(世界保健機構)の基準では

硬度120を超えると硬水。
硬度120以下は軟水になります。

動物にはカルシウムとマグネシウムの少ない軟水がいいのというのです。

 

なぜ硬水がいけないの?

カルシウムとマグネシウムが多いと悪い理由は、下痢をしやすいことと結石になりやすいことです。

マグネシウムは多くとると腸の働きが悪くなって下痢をおこします。

犬や猫は人間に比べるとマグネシウムの代謝能力が弱いのです。肉を食べて生きてきた犬や猫は肉に入っている栄養だけで生きられるように進化しました。その結果マグネシウムが少なくてもいい体になったのです。

だから、犬や猫はミネラルの代謝が人間よりも苦手です。ミネラルの代謝能力が低いせいで尿管結石という病気になりやすいのです。すでに結石になっている犬や猫に硬度の高い水を飲ませるとますます悪くなります。

ところが、シリカ結石のところで書いたように。結石になる理由は、ウィルス感染、ストレスだといわれています。人間ではコレステロールのとり過ぎも結石になりますので最近の犬や猫もコレステロールは疑った方がいいかもしれません。

 

飲ませ方にも注意

結石になりやすい理由はもうひとつあります。尿を出す量や回数が少ないと結石になりやすくなります。

結石の原因になる物質は尿から出て行きます。だから、出て行く回数や量が少ないと、体の中で溜まりやすくなるんですね。

ですから血液循環を活発にして、余分なミネラルは体の外に出すことが最大の結石予防になるんです。犬や猫はミネラルの代謝能力が低いだけに、血液循環が悪くなるとその影響が大きいのですね。

 

猫や屋内で買ってる犬は結石になりやすい

実は、猫は犬よりも結石になりやすいです。猫が尿をあまりしない生き物だからなんですね。じゃあ、犬は大丈夫なんでしょうか?いいえ、日本の犬も結石になるんです。

現代の日本では犬は家の中で飼われること多いです。そうなると犬は自由に尿を出すことができません。現代日本では犬も結石になりやすいのですね。

ヨーロッパの犬は日本よりも硬度の高い水を飲んでいます。でも結石が特別多いわけではありません。広くて外を自由に行動できるヨーロッパの犬は多少硬度の高い水を飲んでも結石になりにくいからです。広々とした環境で育てられてストレスが少ない。というのも関係していると重れます。

でも、日本ではそうはいきません。犬は賢い生き物です。家の中で飼っていたら尿をするのも遠慮してしまいます。

水の種類を気にするのも必要ですが、新鮮な水をたっぷり与えていつでも自由に水が飲めておしっこをしやすい環境で育てることが大切なんです。

できれば、ストレスのない環境で育ててあげたいのですが。それが難しいのなら、せめて犬や猫には軟水を与えてあげたいですね。

 

犬や猫にやさしいシリカ水はこれ

 

というわけなので、日本では家の中で買われているペットが多いことを考えるとあえて犬や猫にシリカ水をあげる必要はありません

でも、あなたが飲んでいる水を与えたいと思うなら硬度に注意しましょう。どんなシリカ水が犬や猫にいいのか調べたので参考にしてください。

 

  硬度(mg/L) マグネシウム(mg/L) シリカ(mg/L)
Sillica117 15 1.8 117
ドクターシリカ 136 14 97
美ウォーター 136 14 97
フィジーウォーター 107 15 92
ドクターウォーター 131 14 86
日田の誉 62 4.8 72
天孫麗水 163 13 70.5
阿蘇外輪山天然優水くまもんラベル 60 5.9 52
クラシオ シリカ水 天然水 60 5.9 50

 

硬度の高いシリカ水は控えましょう

ドクターシリカ、美ウォーターなど宮崎県小林市産のシリカ水。フィジーウォーターなど有名なシリカ水は硬度の高い水が多いです。

外で買われている犬なら危険性は少ないで飲ませても大丈夫ですが。猫や屋内で飼っている犬に日常的に与える水としてはよくありません。

ただし神経質になる必要はないです。あなたがふだん飲んでる水をたまに与えるのは問題ありません。日常的には飲ませないことです。

 

阿蘇山系シリカ水は害はないけどあえて買う必要はない

 

クラシオやくまもんラベルなどはアマゾンや楽天で人気です。

実は、熊本県菊池市産のシリカ水は意外とシリカ含有量が少ないです。シリカ水として買って飲むのは効率よくありません。

犬や猫に飲ませる水として害ではないのですが。あえて買ってまで飲ませる必要はないです。安くて好きだから、すでにあなたが飲んでいる。というのなら、いっしょに飲ませてあげるのは大丈夫です。

 

犬や猫の安心の軟水シリカ水

 

Sillica117はシリカ濃度が高いのに、カルシウムやマグネシウムが少ない珍しい水です。シリカがたっぷりとれるうえに、硬度が低く犬や猫が飲んでも大丈夫です。

 

ウォーターサーバーのシリカ水は大丈夫?

 

犬は人間と同じくらい水を飲みます。毎日与えるとなると家族が一人増えたのと同じくらい必要です。たくさん使のでウォーターサーバーを使ってるという人もいると思います。

今のところウォーターサーバーのシリカ水で硬度の高いものはありません。心配する必要はないですね。

例えば、ウォーターサーバーの人気ブランド・コスモウォーターが出しているシリカ水”日田の誉”はですが。シリカ含有量が72mg/L、硬度は62と低いので、犬や猫にも安心して与えられます。

 

まとめ

 

・シリカは犬や猫が飲んでも毒にはなりません。
・マグネシウムの多い硬度の高いシリカ水は結石や下痢の可能性があるので与えないほうがいいです。
・犬や猫が飲んでも大丈夫な軟水のシリカ水は Silica117
コスモウォーター・日田の誉 は軟水のシリカ水なので犬や猫が飲んでも大丈夫です。

何度も言いますが、ペットのためにシリカ水を買う必要はありません。あなたが飲んでるシリカ水をあげても大丈夫なの?というときの参考にしてくださいね。

でも「どうしてもペットに水道水をあげるのが不安」、「健康にいい水を与えたい」というのであればこちらの記事を参考にどうぞ。

 ペット(犬猫)に安心な水とは

 

 - シリカ水